4ヶ月で合格できる!応用情報技術者試験の効率的な勉強法

資格取得
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システムエンジニアの必須資格ともいえる応用技術者試験ですが、合格するにはそれなりに勉強する時間を確保しなければなりません。
毎日仕事で時間もない中で勉強をするのは大変ですよね…

今回は社会人3年目の私が応用情報技術者試験に一発合格できた勉強方法をご紹介していきます。
これで皆さんも、限られた時間の中で効率的に合格が目指せます!

応用情報技術者試験とは

まず、応用情報技術者試験がどういうものか、簡単におさらいしましょう。
本試験は大きく午前・午後の2つの試験に分かれており、以下のような特徴があります。

午前午後
試験時間150分150分
出題形式多肢選択式記述式
出題数80問5問(全11問から選択)
参考:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/ap.html

午前・午後ともに正答率が60%以上で合格となります。

合格のための勉強法

それでは早速ですが、私が試験に合格するにあたって意識したことを3つ紹介します。

  1. 午前問題の対策は過去問を中心にする
  2. 午後問題の対策は分野を絞る
  3. 毎日勉強する

この3つを意識することで、時間がない社会人でも合格に近づくことができると思います。
それでは、ひとつづつ紹介していきます。

午前問題の対策は過去問を中心にする

午前問題はほとんどが過去問からの出題になっています。
そのため、過去問の正答率が80%を超えるレベルに達すれば午前問題はクリアです。

最初に説明した通り、午前問題は多肢選択(4択)問題が80問出題されます。
記述式の午後試験に比べると難易度は低いように思えますが、侮ってはいけません。
午前問題で出てくる知識を応用したものが午後問題ですので、過去問の正答率80%は合格にはマストです
特に事前知識のない方は午前問題を中心に対策を進めることをお勧めします。

ちなみに、私の勉強のスケジュールはこんな感じでした。

私は基本情報技術者試験に合格していますが、がっぽり知識が抜け落ちていましたので午前問題を中心とした勉強を進めました。
まず前半はテキストを使ってインプットして、後半で問題を中心としたアウトプットをしていました。
午前問題の対策がある程度できてから、午後問題の対策に入っていきます。

午後問題の対策は分野を絞る

午後問題は午前とは毛色が違い、記述式になっています。
午後問題を解くにあたって午前問題の対策に加えて必要な知識はほとんどありません。
先述の午前問題の対策ができていれば5割は対策ができていると思います。
あとの5割は実践あるのみです。

午後は大問が全11問ある中から5問を選択して回答します。
出題される分野は変わらないため、回答する分野をあらかじめ決めて対策をすることで効率的に合格が目指せます

出題される分野は以下の通りです。(情報セキュリティ以外の4問を選択する)

問1情報セキュリティ(必須)
問2経営戦略
問3プログラミング
問4システムアーキテクチャ
問5ネットワーク
問6データベース
問7組込システム開発
問8情報システム開発
問9プロジェクトマネジメント
問10サービスマネジメント
問11システム監査

情報セキュリティは必須問題なので、それ以外の中から自分の得意な分野を5つ程度選択して対策することで効率的に勉強が進められます。回答するのは4問ですが、難題の場合もありますので1つもしくは2つ多いほうが安心できると思います。
私はネットワーク、データベース、組込システム開発、プロジェクトマネジメント、システム監査の5つと、必須問題の情報セキュリティに絞って対策をしていました。

午後問題の対策は、問題文が長く集中力を必要とします。
絞った分野の問題をできるだけ多く解いて問題に慣れておくことが大事です。

毎日勉強する

勉強を進める中で最も意識していたのが、この「毎日勉強する」です。
社会人になると仕事が定時に終わる日も、残業で長引く日もあるため、コンスタントに勉強時間を確保するのは難しいと思います。そのため私は、1分だけでも勉強をする姿勢になることを意識していました。

毎日の勉強には3つのメリットがあると思っています。

  • 毎日充実感が得られる
  • 記憶が定着しやすくなる
  • 勉強が習慣化でき、試験対策の時間をコンスタントに確保できる

まず、勉強を継続することで達成感や満足感を得ることができます。特に朝の勉強は頭もすっきりして日中の仕事や勉強がはかどるのでおすすめです。

エビングハウスの忘却曲線でも示されているように、時間がたつと記憶は薄れるものです。
なるべく記憶を長期的に保持しておくためにも、毎日勉強することは有用だと言えます。

また、毎日勉強することで勉強の習慣ができます。
勉強の習慣ができれば、勉強に費やす時間も増えます。習慣化できれば応用情報のみならず、ほかの資格取得に向けた勉強もはかどるかもしれません。

私はこれまで「毎日1時間勉強する」みたいな目標を立てて幾度となく挫折してきました。何もしていない状態から、いきなり毎日1時間を継続するのは相当難易度が高いことだと思います。
まずはリトルステップで通勤の時間や歯を磨く1分だけでも毎日続けることにトライしてみてください。

まとめ

ご覧いただきありがとうございました。
紹介した3つのポイントを押さればバッチリです!試験合格に向けて毎日頑張っていきましょう
最後に、私が使用したテキストを紹介しますので是非参考にしてみてください!

使用した教材

実際に私が試験合格のために利用した教材を紹介します。

午前問題の対策テキストは「キタミ式イラストIT塾 応用情報技術者」を使用しました。文字を読むのが苦手で、図が多いほうが好みな私にはぴったりでした。

午前問題の過去問は「応用情報技術者過去問道場」を利用しました。正直午前問題の過去問はこのサイトさえやっていれば十分です。移動やちょっとした待ち時間などの隙間時間も有効活用できます。
https://www.ap-siken.com/apkakomon.php

午後問題の過去問は「応用情報技術者 午後問題の重点対策」を使用しました。各分野ごとに5問ずつくらい問題があるので、とにかく多くの問題をこなす目的で使用していました。

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